私の住む市の中学校では先日、中学二年生を対象に職業体験が行われました。
普段は学校に行かない事を選んでいるお子さんも
この職業体験に参加するお子さんもいます。
体験場所は幼稚園 図書館 スーパー 介護施設 資料館など、様々です。
二日間という短い期間ですが子ども達の成長がすごいなあと思いました。
やり遂げた達成感 そして、何よりも「ありがとう」「助かったよ」と言われた経験が
大きかったのでしょう。
生徒の感想からも
・こんな僕でも役にたっているんだと思った
・自分がやったことで喜んでもらえて嬉しかったなど
自分がやった行為に対して評価やダメ出しでなく感謝された経験が
一番うれしかったようです。
失敗や上手くいかなかったことももちろんありました。
そこで終わりでなくこの経験を無駄にせず次に活かすには
どうしたらよいのか?など
自分で考える機会がたくさんあり日常生活にはない緊張感の中で
様々な経験ができたようです。
こんな貴重な経験ができる場所があることもステキですね
思春期のお子さんは指示・命令・批判を嫌います。
ほめる行為はどことなく上から言われていると
感じてしまうんですね。
思春期のお子さんによいほめ言葉は「ありがとう」なんです。
「ありがとう」は対等な目線からの発信ですからね。
そして「ありがとう」は自己肯定感を育む最大の言葉なんです。
自己肯定感は生きていく中で一番の力になります。
ぜひご家庭でも試してみてくださいね。
私のカウンセリングではお母様自身の自己肯定感を上げることも大切にしています。
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