思春期・反抗期の時期を、蝶の成長過程になぞる
考え方があります。
卵から、アオムシまでの成長はわかりますが、
さなぎになると、その中でどんなことが行われているか外からは見えません。
準備が整うと、美しい成虫が殻を破って出てきます。
しかし、すぐ飛び立てるわけではないんです。
縮れた羽を十分に伸ばすだけの時間(羽化)が必要とされます。
必要な時間を過ごすと、大空に向かって飛び立っていくのです。
さなぎの時代の初期・中期・後期に中で何が起こっているのか
さなぎを割って中を見る実験をした方がいたそうです。
後期のさなぎは成虫になる事が出来たものの、
初期と中期のさなぎは死んでしまったそうです。
「さなぎ」の中で、何が起きているのか、知るために、
「さなぎ」を解剖してしまったら
その「さなぎ」は死んでしまうのです。
思春期は「さなぎ」の時期
子どもは自分でも自分がわからず不安で、苛立っています。
心と体の変化に戸惑っています。
親は子どもが、自分から殻を破って、出てくる日まで
「信じてじ見守る」ことが大切と言われています。
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