先日、高校2年生のM君がカウンセリングルームに1年半ぶりにきてくれました。
M君は中学1年生の夏休み明けから不登校になり、中学卒業まで学校に行かない選択をしました。
私のカウンセリングルームにお母様がいらしていたのですが、M君が3年生になってから、進学の不安があり、私のカウンセリングを受けてくれていました。
カウンセリングと言っても、ゲームの話がほとんどでした😅
私はゲームの事は全くわからないのですが、M君が楽しそうに話すのを見てるのが好きでした。
M君は通信制高校に進学しました。
高校のこと、アルバイトのことなど近況を教えてくれました。
「カウンセリングって何するのかわからなかったし、
最初は無理矢理お母さんに連れて行かれたけど、行って良かったよ。親に言えない事とか言えたし、
否定しないで、何でも聞いてくれたのが良かった。オレさ、心理学の勉強したいから大学行こうかなって思ってるんだ」
と伝えてくれました。
私は嬉しくて飛び上がりそうでした。
目標を見失い抜け殻のようになっていたM君が、今は生き生きしています。
M君にとっての学校に行かない時間は必要な時間だったんだなぁと思います。
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